6/13 四股トレ1000 四十七日目 テッポウトロンボーン

 14+1名参加(過去最多数)。東京、神奈川、茨城、京都、大阪、福岡、沖縄より参加。本日のカウントは、日本語の数、北海道の行政区、宮城道雄三味線練習曲21(合奏)、は、「ワニのオーケストラ入門」(ドナルド・エリオット著)よりホルン、トロンボーン、さいたまトリエンナーレ2016千秋楽での一ノ矢さんとJACSHAの相撲聞芸術フォーラム、ポーランド語の数、緊急奨励金申請者居住地、竹野相撲甚句、「ベルリン1933(クラウス・コルドン著)、松井茂短歌作品集(ひーふーみー、踏み踏みソング)、のカウントで1000回。参加が10名に満たない時は、ラスト100回を全員でカウントし、カオスの音響が続いてバラバラっと1000に到達するが、今日のように10名以上参加のときは、ラスト100回分はそれまでと同じくソロカウントになる。本日のラストは、歌手の松平敬さんが「松井茂短歌集」の数字を、ひーふーみーで歌った。たびたび歌ってくださるのだが、ラストに聞くといつもに増して大変にメディテイティブな100歩を踏むことができた。箏奏者の竹澤さんと澤村さんが、宮城道雄三味線練習曲を口三味線で合奏してくださって(本手と替え手)、オンライン上でずれるものの、とても面白かった。各カウントはソロ演奏だが、合奏になったり、ヨイショ!など、一人ひとりが思い思いの合いの手や声援を入れながら、10名前後によるアンサンブルで約30分の楽曲となる。もはや日替わりの総合芸術、四股踏みオペラと言えるだろう。

 文化生態観察家の大澤さんが初参加。「すごい面白い!有意義だった!流行らせよう!」と、大分楽しんで1000回踏んでくださった。もうちょっと激しいものと思っていたが、続けるのにちょうど良いとのこと。ご自身のカウントでは、だんだんゆっくりになっていったが、修正はせず身を任せていったという。

 コントラバス奏者の四戸さんが朗読する「ワニのオーケストラ入門」を聞いて、JACSHA樅山は、トロンボーンは常にテッポウをしていると気づいた。これから「テッポウトロンボーン」という作品が生まれるだろう。右手だけだとバランスが悪いので、二本同時に演奏するなど、左手用も考える必要がある。ほとんどの楽器演奏は、体の左右がアンバランスである。箏奏者の竹澤さんは、四股トレ1000をきっかけに、難曲である神田佳子作曲「箏と打楽器のための練習曲No.1」に挑戦している。この作品の演奏法にある、伝統的には使わない左手の親指を鍛えているそうだが、これをヒントに「おっつけ箏曲」が出来るかもしれない。

 来週日曜日、21日の夏至の夜に四股トレ1000をやる計画。全国各地日の入りのズレを共有しながら夜の四股を経験する試み(夏至股夜四股/げしこよしこ)。近くの人は誘い合って野外からの中継もあるかもしれない。

四股ノオト
6/13 四股ノオト