6/8 四股トレ1000 四十二日目 腰とは?

 9名参加。東京、神奈川、茨城、京都、沖縄より参加。本日のカウントは、一ノ矢さんの「お相撲さんの“腰割り”トレーニングに隠されたすごい秘密」より、森光子さんは毎日150回スクワットをしていたので2000回公演が出来た話(スクワットというより腰割りだった)、ポーランド語の数字、日本語の数字、呼出しの呼出し、宮城道雄三味線練習曲より春霞、大井川、シュタイナーの「色と形と音の瞑想」朗読、相撲甚句、沖縄の黄金言葉(くがにくとぅば)、全員のカウントで1000回。感想タイムでは、腰割り時の、腰を落とす距離、その時の腰とはどこなのか、という誰しもが抱く疑問からディスカッション。ピンポイントにここというのでなく、腰回り全体だったり、奥深いところであったりと、腰についての解釈はさまざまだ。そこで、一ノ矢さんの連載「四股探究の旅」の第一回「“腰を割る”とは?」を共有する(月刊「武道」2018年9月号より)。腰割りが慣れていない人は、椅子に座っての腰割りがおすすめ、四股トレ1000では深く腰は割らないが、まずは大きく深い腰割りのことを知っておくのが効果的なのではないかと、打楽器奏者の神田さんからのご意見。JACSHA樅山は、数日ぶりの参加で、慣れるのに時間がかかった。自分の中心探しから始まったという。箏奏者の澤村さんは、感想タイム中に散歩をしていたが、四股後の散歩は揺れている感じがするという。JACSHA鶴見は、きのうダンサーの砂連尾さんが言っていた、踏むごとに足裏の輪郭がピカッピカッと光って見える感じ、というのを意識した。光にはまだ程遠いが、土踏まずやカカトへの意識を強くすると、なんとなく輪郭が見えてきた気もする。もう一つ、きのう出た話題の暗闇での四股。今月21日の夏至で新月の夜に、夏四股夜四股(げしこヨシコ)として、夜に四股トレ1000をやってみる提案。参加者は日本全国に住んでいるので、それぞれの日の入りのズレを楽しみ共有しつつ暗闇四股を経験する。 

  奈良時代や平安時代に行われていた「踏歌(とうか)」。土を踏み、歌を歌う。奈良時代には、唐にならって正月はじめの満月、1月14日元宵節(げんしょうせつ)の夜に行われていたが、時代を経るに従い、風紀が乱れるとして、踏歌を夜にやるのは禁じられたという。いつの時代も、芸能と夜の風紀取締りは切ってもきれない切ない関係だ。

四股ノオト
6/8 四股ノオト