9/26 四股1000 百五十二日目 九月場所十四日目 負けを続ける

5名参加。東京、京都より参加。新曲の作曲について、譜面が届かない窮地について、塾について、服部桜の連敗について、ポーランド語カウント、PCR検査について、粉を混ぜることについて、潔癖症について、フリートークで1000回。

大相撲9月場所(秋場所)14日目、abema TVで相撲を観戦しながらの四股。昨日、JACSHA野村とJACSHA里村が展覧会を見に行くと会場で、やっちゃんとばったり出会った。毎日、四股1000で出会っているが、里村とやっちゃんはリアルには初対面だった。あかねさんは、京大で働いている友人がいて、やっちゃんも京大で働いているので、知り合いではないかと気になっていたらしい。友人は医学部で働いているが、やっちゃんは東南アジア研で働いている。野村が、京大の東南アジア研で出会ったフィリピンのキュレーターDayang Yraolaは、今Composite by the Numbersというオンライン上の展覧会を企画していて、野村は現在そのための新曲を作曲中。コロナ禍の統計データをもとに楽譜をつくり演奏するという企画で、色々な国から20人のアーティストが参加している。

あかねさんは、今日の午後にレッスンをする曲の譜面が未だ届いていないらしく、気分がそわそわする。11月、12月、1月にそれぞれ別の曲を初演するが、その譜面も何一つ届いていない。だから、何かを準備したくても、何もできない。武士が戦いの前に座禅をして戦に備えたような心境。窮地に立たされた状況でできることは、座禅か四股くらいかもしれない。

やっちゃんの娘さんが、京大生が家庭教師的にやっている塾に喜んで通っているらしい。褒められるのがいいし、学校の教科にないような「自然」の授業があったりする。子どもの居場所になれる塾の存在が有難いように、そうした居場所としての式秀部屋に憧れて入門した力士もいるだろう。本日も式秀部屋の服部桜は、立合い当たると同時に、一直線に後退し、1秒後には勝負ありという速攻ならぬ速退相撲で連敗記録を更新した。勝ちを続けるのも素晴らしいことだが、負けを続けるのも突出した個性である。

あかねさんがパンづくりをする際、突然、松平さんが粉を混ぜることに開眼した話。その話から、手で握るおにぎりが美味しいのは、手にいるアミノ酸の効果だとか、ぬか漬けの話などになり、潔癖になり過ぎることの弊害の話などから、広大な敷地での単一種栽培などの弊害で気候変動などが起きている話にまで飛躍していく。多品種が並存する畑であれば、菌の多様性が得られてバランスが保たれる。大相撲の呼出しが型を教えないのも、各自が多様なアプローチで自分のスタイルを築くことで多様性を生み出すためだろう。今日も多様な話題に連鎖しながら、1000回を踏んだ。