7/16 四股1000 八十日目 実は同じもの

 8名参加。東京、茨城、京都、沖縄より参加。本日のカウントは、琉球舞踊曲「秋の踊り」、グレゴリオ聖歌「クレド第3番」、716日読売新聞朝刊スポーツ欄「小兵力士 力で負けず」、地歌「ねずみの道行」、オランダ語の数字、日本語の数字、木村朝之助さんとJACSHAのトーク「岩槻と相撲と音楽2017」、「説経節」(伊藤比呂美現代語訳)、新型コロナウィルス感染症対応ガイドライン(公益財団法人日本相撲協会)、全員のカウントで1000回。 

 歌手の松平敬さんのクレド、地歌奏者の竹澤さんの「ねずみの道行」を聞きながらの贅沢なラグジュアリー四股に酔いしれる。松平さんと竹澤さんと言えば、このレポートにも何度か書いた、クレドと六段のアンサンブル案がある。箏曲「六段」は隠れキリシタンがグレゴリオ聖歌のクレドの伴奏として作ったと言われ、同時に演奏することができるらしいのだ。クレドのメロディが、六段のテン・トン・シャンと合うのかもと竹澤さんがおっしゃるので、お二人にお願いし、クレドと六段を少しだけアンサンブルしていただいた。すると!合ってる感じがする!それぞれは全く別の独立した音楽であるようで、ベースは同じ作品なんだと伝わってくる感動があった。別の文化のフリをして実は同じもの(あかねさん)、南アメリカ大陸とアフリカ大陸がくっついた!(敬さん)、ような感動である。隠れてやる時のクリエイティヴィティにもグッとくる。そこで敬さんから、コロナ禍の環境でよく行われているリモート演奏アンサンブル動画を、これでやったらどうだろうと提案下さった。なるほど、リモートという趣旨にはまさにぴったりの内容である。隠れ四股たんのクリエイションにも一層気合が入る。

四股ノオト

7/16 四股ノオト