8/6 四股1000 百一日目 世界巡業の夢

 7名参加。東京、茨城、京都、沖縄より参加。ルルベ、ドゥミプリエ、グランプリエ、壁の股割り、腰割りより開始。本日のカウントは、 「サガリ花と」(鶴見幸代作詞作曲)2016126JACSHAフォーラム、 85日読売新聞朝刊「土俵模様」、ねずみの道行解説(邦楽名曲辞典)、体幹は鎖骨で安定させる(体軸コンディショニングスクール)、日本語の数字、全員のカウントで1000回。

 JACSHA鶴見は、荒磯親方と何か仕事をできないか日々考えているという。オンラインで四股1000フォーラムにお誘いするのはどうかとJACSHA樅山が提案する。なるほど、四股について親方ととことんお話するのは有意義な会だ。しかし、会ったこともないのに、いきなりオンラインで顔を合わせることに不安を感じるが、評論家の松平あかねさんは、毎日の四股1000でメンバーとオンライン上で会うことに親しみを感じるという。そして久々にオフラインであった時の喜びが増すのだ。JACSHA野村は、このzoomでのオンラインを変わった会い方だという。全員が前を向いているからだ。オフラインで同じ人数が会合しても、全員の顔を正面から見ることはないだろう。ミッフィーはいつでも正面を向いているので愛される、ミッフィーの法則なのではないかとピアニストの平良さんは考える。荒磯親方と正面からお話しし、いつしかオフラインでお会いできることを願う。

 野村が連日音読しているJACSHAフォーラムは、JACSHA土俵祭りの世界巡業の夢で盛り上がっている。各地の人々が呼出し邦夫さんから教えを受け、トゥバ共和国ではホーミーのような、イタリアではオペラのような呼び上げ、といった具合に、各地域の特徴が色濃く出される巡業となるだろう。しかし、邦夫さんも一緒に海外へ赴くのは現実的には難しいだろうから、国内でできる呼出し認定式が考案される。JACSHA土俵祭りにある呼出しカルテットの一員として参加した人が、呼出しの洗礼を受けたことになり、伝達者として認められて海外で教えることができる。そうなると、現在の四股1000メンバーでの伝達者は、地歌奏者の竹澤さんである。

 松平あかねさんが音読した新聞記事は、双葉山のお孫さん、穐吉定世さん、次代さんの、七月場所を終えてのインタビュー記事。JACSHAがオペラ双葉山を作りたいと企画してから、女優でも活躍されている次代さんにお会いしてみたいと思いつつ、しばらく経ってしまっている。鶴見は場所中の国技館内で次代さんをお見かけしたことはあるが、お話ししたことはないそうだ。定世さんも共にJACSHAからもインタビューの機会を持てることを願う。

 ピアニストの平良さんは、鎖骨と脇の使い方の記事を読んでくれた。体幹を強くするポイントは「脇」を使えるようになることで、その前提として使えるようにしなければならないのが「鎖骨」だということ。これを聞いて四股を踏みながら、メンバーそれぞれ脇を動かしていく。これまでも、地歌奏者の竹澤さんから、腕は鎖骨のグリグリ部分から始まる、ダンサーの砂連尾さんから、脇から蛇が出入りするイメージ、ということを共有してきたが、まだまだ体幹についての研究は続いていく。