8/1 四股1000 九十六日目 七月場所十四日目 JACSHAフォーラム

 10名参加。東京、京都、福岡、沖縄より参加。七月場所十四日目序ノ口〜序二段の取組を観戦しながら実施。本日のカウントは、弓取式パフォーマンス、2016126JACSHAフォーラム、「説経節かるかや」(伊藤比呂美現代語訳)、開脚ができるようになる方法、日本語の数字、ゲーム音楽、三段目優勝決定戦の期待、のカウントで1000回。

 JACSHA鶴見は、ヴァイオリンの弓で弓取式をした。昨年12月に小川和代さんが初演した「毛弓取り甚句」を作曲したときに、弓取式を研究し、所作のメモが残されている。パフォーマンスとしてとてもよかったので、今後のJACSHAのイベントでもやってみたい。「毛弓取り甚句」は、弓取式の所作を演奏や音に置き換えたそうなので、演奏の横で鶴見が弓取式をするのもいいだろう。

 JACSHA野村が連日音読しているJACSHAフォーラムは、さいたまトリエンナーレでの「まちなか太鼓まわり」のこと。触れ太鼓が3チームに分かれて、岩槻区内を回った。同じトントンストンのリズムであるのに、鶴見・呼出し邦夫チームはぶら下げ楽器が二基あったため太鼓を叩きまくりだったし、野村・神田チームはぶら下げ楽器が一基であったので、鍵ハモなど手持ちの楽器がたくさんあり音色豊かであった。こうしてトントンストンだけでもバラエティがあり、ポリフォニック岩槻の歌をやってみたい、という当時の詳細は、フォーラムを聞き直して思い出されたため、フォーラムの重要性を確認する。四股1000はもうすぐ百日目となるから、記念のJACSHAフォーラムを開催したいということになる。

 JACSHA世話人里村が連日音読している「説経節」。相撲と全然違う話を相撲と同時に聞くというのも面白い。鶴見は相撲の世界に遠近感が出るような感じがするといい、里村は、今より前の時代の精神性がパラレルになるようだという。ピアニストの平良さんが読んでくれた「開脚ができるようになる方法」を聞きながら相撲を見ると、夢だった股割りが本当にできるようになる気もしてくる。

 歌手の松平敬さんは、小型のシンセのサイン音で、ピコピコ音楽やスーパーマリオなどのゲーム音楽を演奏した。しかしほどなくして、相撲中継がCMに入ってしまい、取組とスーパーマリオの相性が見られなかったため、感想戦で野村が鍵ハモで取組を見ながらスーパーマリオを演奏した。音色は違うものの、なんとなく罪悪感を感じつつの相撲鑑賞になるのだが、だいぶ面白い。

 地歌奏者の竹澤さんは、三段目の優勝決定戦、深井ー夢道鵬での深井優勝と、朝乃山最高優勝と、高砂部屋のダブル優勝に期待を寄せるカウント。七月場所の優勝争いはかなり盛り上がって来た。連日ハラハラドキドキであるが、泣いても笑っても明日が千秋楽。楽しみだ。

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