7/1 四股1000 六十五日目 裸

 10名参加。東京、茨城、愛知、京都、大阪、福岡より参加。ルルベ、ドゥミプリエ、壁の股割り、腰割りから開始。本日のカウントは、カエル語(脱力系)、元素(軽い方から)、木村朝之助さんとJACSHAのトーク「岩槻と相撲と音楽2017」、「説経節」(伊藤比呂美現代語訳)、「アリになった数学者」(森田真生著)、宮城道雄三味線練習曲「笛の音」(二上り)、ジミヘン「パープルヘイズ」、狂歌(松平あかね作)、「母韻」(詩・藤井貞和)、全員のカウントで1000回。

 JACSHA樅山は、出張中のホテルから、カメラをオフにして裸で参加した。そのことによって「肉」としての体に気づいたという。パンツを履いているときは、パンツを、その肉と世界を隔てる膜のように感じ、パンツを脱いだら、ホテルの部屋自体を膜のように感じたそうだ。お相撲さんはマワシをつけずに真っ裸で四股を踏むことはあるのだろうか。また、JACSHA樅山は、いつもの自宅とは違う床で踏んでみることで、四股が直接骨に響くのを感じたという。四股の一歩一歩を振り下ろす際に、スネの骨に垂直に刺激を与えることがとても大事だと、一ノ矢さんもおっしゃっている。四股を踏む床(土)の素材や状況によって、足裏や骨、脇など、体のどこを感じるかが変わってくる。

 JACSHA鶴見のカウントは、鍵盤ハーモニカで「パープルヘイズ」。ロックで四股を踏んだのは初めてかもしれない。オフビートで体が真っ直ぐになるタイミングがあって踏みやすかった、怒りで踏みこみ、やさぐれて脱力した、という感想があった。踏むたびに幸せを感じる四股もあれば(6/27四股1000六十一日目四股肯定感参照)、やさぐれた四股もあるのである。ヤンキーは、股関節と足首が柔らかくないとヤンキー座りは出来ないとダンサーの佐久間さんが指摘してくれた。鶴見は音楽的な理由で選曲したのでなく、煙と四股の夢を見て「パープルヘイズ」の邦題「紫のけむり」を思い出したからだという。夢では海にいたというのも、ジミヘンが「パープルヘイズ」を作ったときと共通しているという。となれば、次は「スモーク&スモー・オンザウォーター」(水上の音楽)だ!というアイデアに。宇和島への郷土愛が強い松平敬さんのお祖母さんは、紫色の日本髪で戒名に紫雲が入っているという。

マリノオト
7/1 マリノオト

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