7名参加。東京、茨城、京都、福岡より参加。七月場所七日目序二段の取組を観戦しながら実施。本日のカウントは、取組実況、宮城道雄小曲集「みよしのは」、葉っぱのフレディ、松井茂短歌作品集(和歌詠みスタイル)、日本語の数字、買い物東西土俵入り、「記憶する体」(伊藤亜紗著)、調弦実況、全員のカウント(取組即興演奏)で1000回。
歌手の松平敬さんが久しぶりに「松井茂短歌作品集」を和歌詠みスタイルでカウント。これも相撲を見ながら聴くといい相性である。
昨日に引き続き、三味線と相撲の相性について。地歌奏者の竹澤さんが演奏する楽曲でなく、調弦を変えるだけでも、相撲との相性が引き立つ。口三味線や三味線でカウントを続けてきた宮城道雄小曲集第一巻は遂に今日で終了。三味線には、本調子、二上がり(二揚げ)、三下り(三下げ、一二揚げ)の他にもいろいろな調弦があり、JACSHA鶴見からは、日本の三味線とは違う、沖縄の三線独特の一揚げ(長二度ー完全五度)、竹澤さんは六下り(完全四度ー長二度)を紹介してくれた。沖縄の三線と相撲との相性はどうかと、鶴見が一揚げの楽曲を少し演奏してみたが、JACSHA野村は、音楽を聴きながら相撲を見ると、相撲の忙しいテンポに乗らず、音楽のテンポの中で相撲を見るので、相撲がゆっくりに見えると言う。ますますいろいろな音楽で相撲を見たくなってくる。ラスト100回では、取組を見ながら即興演奏を試してみたが、これもまだまだ展開出来そうだ。