7/19 四股1000 八十三日目 七月場所初日 コロナ対策舞台

 7名参加。東京、茨城、京都、大阪、福岡、沖縄より参加。本日は大相撲七月場所初日。四股1000が始まったのは、コロナ禍のステイホーム中心真っ只中の428日。五月場所は中止になったので、本場所開催中の四股1000は初めてとなる。日曜日は17:00開始のため、幕内後半戦を画面共有しながら進行した。まずは後半戦最初の取組、炎鵬ー竜電戦を見てから、阿炎ー北勝富士戦の仕切りの間に四股を踏み、立ち合い直前に四股をやめて相撲を見る。勝負が着いたら四股を再開する、といった要領。仕切りの時間中に大体100回踏めるのだが、ちょっと足らなくなったり、足りそうだけど立ち合いのドキドキを楽しみたいので、早めにカウントを止めて相撲に集中するなどして、四股を踏みながら相撲鑑賞も楽しみ、遠藤ー鶴竜戦の仕切りの時間中に1000回終了。相撲鑑賞をしながら四股1000回の充実感はよく分からないが、無理なくできるのは間違えない。火〜土曜日は、午前中の四股1000なので、序二段〜三段目の相撲を見ながらやる予定。

 大相撲はコロナ感染防止対策が入念に行われて開催されている。最近各地で再開されてきている音楽のコンサートもだ。四股1000メンバーから、コンサートがどのように行われているのか、観客サイド、演奏家サイドから感想や情報交換をした。舞台上で演奏家達ははソーシャルディスタンスを保ち、これまでよりひとり一人が離れて配置されている。それによりこれまでとは違って聞こえる響きが、計算されたものなのか、そうじゃないのかが観客からは気になったそうだ。演奏家は、一音一音はしっかり聞こえるが、一体感がない、演奏しやすいが熱くならない、という感覚だという。音楽を演奏する時の距離感はとても大事だと思うので、演奏側も聴く側も、これまでとは違った感受性を得ていくのだろうと思う。

 大相撲の客席では、飛沫感染防止のため声援は送れないので、何があっても拍手で応答をしている。今日見ただけでも、その様子はまるでコンサート。随所随所でいろいろな種類の拍手が沸き起こる。この雰囲気もいいなぁと思う一方で、コンサートもそもそもは、拍手だけでなく、お客さん達は思い思いの声援を送りながら賑やかに楽しんでいたのに、今回のコロナのように、何かをきっかけに拍手しかしなくなった、という抑圧された歴史があったのでは?とも思える。なので逆に今場所の相撲のように、せめていろいろなバリエーションの拍手で随所随所で応答するようなコンサートがあってもいいのかな、などと、鑑賞の仕方も多方面に影響をもたらす場所でもある。しかし、実は拍手も結構危険、という実験結果も聞いたことがあるので、拍手さえも禁止にならなければいいけど。

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