7/17 四股1000 八十一日目 大学生は行司になれない

 9名参加。東京、茨城、京都、沖縄より参加。本日のカウントは、軍人節、日本語の数字、グレゴリオ聖歌「クレド第3番」、「迷信博覧会」(種村季弘著)、宮城道雄三味線練習曲「寝覚め」、インテグラル・ヨーガ(サッチダーナンダ著、伊藤久子訳)、木村朝之助さんとJACSHAのトーク「岩槻と相撲と音楽2017」、「説経節」(伊藤比呂美現代語訳)、鳥羽一郎「カサブランカ・グッバイ」、全員のカウントで1000回。

 全国各地で湿度の高い日が続き、無理なくできる四股1000回でもたくさんの汗をかき、息が切れるようである。京都で は80%ほどあるらしい。多湿だ。通年で多湿の沖縄では100%に達する日があるそうだ。そんな日は、紙はフニャフニャになり、鉛筆が紙に写らないので作曲ができないという。高温多湿の中で行うホットヨガがあるが、最近はまさにホット四股の日々と言えるだろう。

 JACSHA野村が毎日音読している、木村朝之助さんとのトークも佳境に入ってきた。行司の入門条件の年齢制限により、大学生は行司になれない。相撲文字にビビッと来て入門を考えたが、高卒では続けるのは難しいと言われ(当時は中卒での入門が多かった)、それでも高校を卒業して意を決して入門し、十両格行司に出世された木村朝之助さんは、これから行司を目指す若者の鏡である。明日は七月場所初日前日に行われる「土俵祭り」が行われる。行司さん達が、相撲の神様をお迎えする神事を司る。十五日間の安全を祈願し、土俵を開く。人と人の間に入るのが行司の仕事だと朝之助さんは教えてくれたが、土俵祭りでは神様と人の間に入るのだろう。

四股ノオト
7/17 四股ノオト

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