6/1 四股トレ1000 三十五日目(4/28起点) 手の腰割り

10名参加。お米の炊き方、短歌、口三味線、四股についての対談朗読、ポーランド語の数、日本語の数、空港・機内アナウンス、元素、歌三線カウントで1000回。四股をしながら、四股についての朗読ーー五角形のアーチのように腰を割ることで背中がスッと伸びる、重力を使って上に向かうエネルギーを生み出す、人間と猿の骨盤の違い、四股の語源は「しこる」(力を入れる)などという言葉が耳に入ると、指導ではないので不思議な気持ちになりながら体が応答する。今日はコントラバス奏者、四戸さんが初参加。相撲を意識して演奏される方で、『丹田に意識がいけば、体が自由になって演奏することができる』という。彼女のカウントもまた合わせやすく、心地よく踏むことができた。1000回四股後のアフタートーク(感想戦)では、コントラバスのハイポジションは、手の甲を力を入れずにアーチ状にして重心をかけると、楽に押さえることが出来ると教えてくれた。足の裏が土を踏みしめるように、指を下ろすのだそう。まさに手の腰割り。JACSHAは無理のないポジションで行う手の腰割りのためのエテュードを作曲せねばならないと思った。JACSHA樅山は、手と手を体の前で合わせて押し合いながら四股を踏むと、体全体がブリッジのように支え合って気持ちいい、という新しい動きを発見した。「しこる」という言葉の応用に、イタリア語風に「シコーレ」ポーランド語風に「シコバッチ」の提案。このように、真面目な四股に関する考察が感想戦で繰り広げられる。

四股ノオト
6/1 四股ノオト

四股トレ1000 フェーズ2

コロナ禍でステイホーム中の4月27日、JACSHAメンバーでオンライン飲み会をしている時に、明日からオンラインで佐川流の四股1000回を踏み続けていこうか…と軽いノリで提案されたのに端を発し、週に一回程度の休み日を除き、本当に毎日1000回踏み続けて一ヶ月以上経ちました。参加メンバーはJACSHA以外にも演奏家やダンサーなどが加わり、現時点で18名。明日から6月になるので、四股トレ1000回稽古での出来事や感想、効果などを記録していくフェーズ2に入ります。

JACSHA「相撲聞芸術バー」&神田佳子「音楽と相撲の対談」

春場所千秋楽Youtubeライブ配信のお知らせ!!場内の音が聞こえまくる無観客の大相撲春場所はいよいよ大詰め!
そこでJACSHAではおよそ5年ぶりとなる「相撲聞芸術バー」を開催。
千秋楽を観戦しながら、打楽器奏者の神田佳子さんとともに、相撲と音と音楽のお話しをします。相撲の音に耳を澄ませましょう。
チャットでも奮ってご参加ください!!
配信URL
↓ ↓ ↓ ↓

詳細です
↓ ↓ ↓ ↓

JACSHA「相撲聞芸術バー」&神田佳子「音楽と相撲の対談」コラボレーション企画
~作曲家と打楽器奏者が無観客大相撲春場所千秋楽を聞く〜

2020年3月22日(日)13:30-18:30(途中休憩あり)
Bon-Kan Media Works Youtubeチャンネルで生配信
https://www.youtube.com/bonkanstudio

出演・解説
・日本相撲聞芸術作曲家協議会JACSHA(鶴見幸代、樅山智子、野村誠→遠隔参加⁈)

JACSHAとは


・神田佳子

Home


・他

異例の無観客で開催中の大相撲春場所は、音楽ホールのコンサートで例えれば、ゲネプロ状態であるかのごとく、会場内、土俵上のあらゆる音が響き渡り、相撲の音を聞く「相撲聞(すもうぶん)」としては願ったり叶ったりの豊かな音場です。春場所千秋楽の中継を観戦しながら、場内の音に耳を澄ませ、音楽家の視点で相撲を解説していきます。これまで行ってきた「相撲と音楽」がキーワードとなる活動の話も盛り込みながら、飲み食いしながらの、ゆるく鋭いパーティトークです。

解説の様子は、Youtubeで配信しますので、チャットでもご参加ください!

配信予定
Part1 13:30- 幕内土俵入りぐらいまで
Part2 16:30- 幕内中盤ぐらいから結びまで
Patr3 18:00- 表彰式インタビュー後から神送りの儀まで

ポーランドのラジオ番組を聞く

ポーランドのラジオ Polskie Radio [Nokturn]、聞けるようになりました。プレイリストはこちら↓
かなりマニアックな内容です!2時間番組、ALLノムラ。鶴見の「すもうピアノ太鼓」も〜〜!!

Dziękuję Krzysztof!
ーーーーーーー
1. P-blot (Richard Strauss) – 2001: A Space Odyssey (2002) [CD „P-ブロッ”, P-blot 2003]
2. Makoto Nomura – Organ Soup [CD „Nomurapiano”, Tontuu Record 2013]
3. Mikio Tojima – Winter Rondo (fragment), wyk. Satoko Inoue [CD „Japan Piano 1996”, Hat Hut Records 1997]
4. Yobidashi Choutaro – Yose Daiko [CD „Seichou Sumo Jinku”, Pony Canyon 2017]
5. Yobidashi Choutaro – Tsuru to kame [CD „Seichou Sumo Jinku”, Pony Canyon 2017]
6. Yobidashi Choutaro – Niban Daiko [CD „Seichou Sumo Jinku”, Pony Canyon 2017]
7. Sachiyo Tsurumi – Sumo Piano Taiko, wyk. Kumi Uchimoto [CD „24 Preludes from Japan”, Stradivarius 2018]
8. Makoto Nomura – The Young Person’s Guide to Bali Bali Orchestra (fragment)
9. Makoto Nomura + Kumiko Yabu – Roof Gawalan [CD „Musik Genteng”, NPO 2015]
10. P-blot – 104 Keyboard-Harmonicas [CD „P-ブロッ”, P-blot 2003]
11. Pou Fou – Koufuku Na Mijikai Shougai (SHL) [CD „Bird Chase”, Escalier 1992]
12. Makoto Nomura – Away From Home With Eggs, wyk. Tomoko Mukaiyama [CD „Amsterdam x Tokyo”, BV Haast Records 2000]
13. Makoto Nomura – Jogetlah! Beethoven (fragment)
14. Michael Asmara – A Piece for Piano No. 10 (fragment), wyk. Steffen Schleiermacher [CD „Asia Piano Avantgarde. Indonesia”, MDG 2005]
15. Makoto Nomura + Kumiko Yabu – Carbonised Silver [CD „Musik Genteng”, NPO 2015]
16. Mikio Tojima – Winter Rondo, wyk. Satoko Inoue [CD „Japan Piano 1996”, Hat Hut Records 1997]
17. Group Ongaku – Object [CD „Music Of Group Ongaku”, Hear Sound Art Library 1996]
18. Group Ongaku – Automatism (fragment) [CD „Music Of Group Ongaku”, Hear Sound Art Library 1996]
19. Makoto Nomura – Ginga [CD „Nomurapiano”, Tontuu Record 2013]
Pozdrawiam
Krzysztof Kuba Dziuba
視聴はこちら↓
webサイト右上「Słuchaj」をクリックすると、別ウィンドウが開きます
https://www.polskieradio.pl/8/740/Artykul/2457451,Co-muzyka-ma-wspolnego-z-sumo-Spotkanie-z-Makoto-Nomura?fbclid=IwAR3ZBnzlHImyj_uj0xDI6GKAE4rUQm8PjdpI3gdXnSAQs0jOZdptbXGBIxY

ポーランドのラジオに出演

JACSHA メンバー野村誠が、ポーランドのNHK的なラジオ局 Polskie Radioにて、「相撲と音楽」をはじめ、コミュニティとオーケストラ、鍵盤ハーモニカについてなどなど語ります!
放送時間:2月19日(水)朝7:00〜(日本時間)
*放送後も以下のwebサイトから聞くことができます!

▼Polskie Radio, program2 (Dwójka) [Nokturn]
https://www.polskieradio.pl/8/740/Artykul/2457451,Co-muzyka-ma-wspolnego-z-sumo-Spotkanie-z-Makoto-Nemura
*webサイト右上「Słuchaj」をクリックすると、別ウィンドウが開きます

▼[Nokturn] FB告知文より↓(ちょっと意訳)
・・・・・・・・・・・
相撲は非常に音楽的だ、と、作曲家の野村誠は言います。
そんな彼を「作曲家」と呼ぶとすると、相撲はスポーツとエンターテイメントに過ぎないと言うようなもので、物事の一面しか伝えられていないでしょう。そう、相撲は、スポーツとエンターテイメントであるだけでなく、神聖な儀式でもあるのですから。
野村誠は、長年にわたりさまざまな人と、数多くのプロジェクトを行ってきました。楽器を使ったことがない、楽譜が読めない人々のコミュニティや、子ども、高齢者、DVの被害者など。
そこで彼は、目の前で起きていることを受け入れ、共同作曲を即興で展開します。それにより、さまざまな障壁をとびこえ、音楽がコミュニケーションの最も効果的な形式の1つであることを示すのです。
この作曲家・野村誠が、「ノクターン」火曜版のゲストです。
番組内では、文化住宅を解体するための「騒音コンサート」、相撲に耳を傾ける作曲家集団JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)、日本や日本以外の楽器や旋律について、ガムランの実験的な作曲について、彼にとってメンター的な存在である戸島美喜夫氏(伝説の即興音楽グループ「グループ音楽」の共同創立者(小杉武久氏らと設立)で、この週末に亡くなりました)についてなど盛りだくさんな内容でお送りします。
ラジオ2 23:00から(ポーランド時間)

會田瑞樹 ヴィブラフォン ソロリサイタル in OSAKA 2020年2月15日(土)

野村誠が、新曲「相撲ノオト」を作曲しました。會田瑞樹リサイタルで世界初演になります。

野村誠作曲 
「相撲ノオト」

1 土俵入り
2 取組
3 大一番
4 ストニコ

 

會田瑞樹 ヴィブラフォン ソロリサイタル in OSAKA
2020年2月15日(土)15:00開演
会場:ザ・フェニックスホールhttps://phoenixhall.jp/performance/2020/02/15/10105/

 

小川和代ヴァイオリンリサイタル 2019年12月11日(水)

 

新作初演のお知らせ。メンバーの鶴見幸代、樅山智子、野村誠それぞれが、日本センチュリー交響楽団のバイオリン奏者、小川和代さんに新作を書き下ろしました。プログラムはベートーヴェンのクロイツェルと、相撲にまつわるジャクシャの音楽。滅多にないライナップです。たくさんの皆さまのご来場をお待ちしております。

日本センチュリー交響楽団リサイタルシリーズVol.9
小川和代ヴァイオリンリサイタル

2019年12月11日(水) 19:00開演 (18:30開場)
豊中市立文化芸術センター 小ホール

【出演】
ヴァイオリン/小川 和代(日本センチュリー交響楽団ヴァイオリン奏者)
ピアノ/柿原 宗雅

【プログラム】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調「クロイツェル」

日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA)による新作世界初演
鶴見幸代:毛弓取り甚句
樅山智子:戦争中、お父さんの村で、ニウェンホリピがあった
野村誠:土俵にあがる15の変奏曲

※曲目は予告なく変更される場合がございます。

[入場料]
一般:2,500円/会員・clubCaT:2,000円(全席指定)
※障害者手帳をお持ちの方は2割引(介助者1名を含む)
※未就学児の入場はご遠慮ください。
[ご予約]
豊中市立文化芸術センターチケットオフィス:06-6864-5000
豊中市ローズ文化ホール(窓口販売のみ)06-6331-7961
センチュリー・チケットサービス:06-6868-0591
[お問合せ]
豊中市立文化芸術センターチケットオフィス:06-6864-5000

[主催]豊中市市民ホール指定管理者
[協力]公益財団法人 日本センチュリー交響楽団、城崎国際アートセンター(豊岡市)

豊中市立文化芸術センター
〒561-0802 大阪府豊中市曽根東町3-7-2

http://www.toyonaka-hall.jp/event/event-14738/

ハイドン大學第18回「ハイドンの交響曲を相撲を通して分析する」

ジャクシャメンバー、野村誠、鶴見幸代がこれまで行った相撲の研究を通して、ハイドンの作品について解説します。

第18回ハイドン大學

ハイドンマラソン(いずみ定期演奏会)を楽しむための音楽講座

いずみ定期演奏会No.44をより一層お楽しみいただける「ハイドン大學」。皆様のご受講、お待ちしております。

【日時】2019年12月10日(火) 19:00開講(18:45受付開始)

【会場】京阪電車なにわ橋駅アートエリアB1

【料金】1,000円(税込み) ※定期会員価格・学生価格はございません。事前のご予約が必要です。

【講師】野村 誠  鶴見幸代

【ご予約・お問合せ】センチュリー・チケットサービス 06-6868-0591(平日10:00~18:00)

静寂から生まれる阿吽の呼吸(月刊武道)松田哲博

ジャクシャが大変お世話になっている、高砂部屋マネージャーの松田哲博氏(元・一ノ矢)が、月刊武道に連載「四股探求の旅」を寄稿されています。そして、月刊武道10月号の、第13回「静寂から生まれる阿吽の呼吸」の中で、ジャクシャとネッテイ相撲の静寂についてを書いてくださっております。