四股1000メンバーによる旧暦七月七日七股甚句

隠れ四股たんの暦、旧暦七月七日は特別な「七股」の日である。短冊に七股調で願い事を書くのが慣例だ。「七股」についておさらいしよう。

旧暦七月七日: 七股(ななこ、しちこ)【ナナ】

旧暦七月七日は隠れ四股たんにとっては特に神聖視される。野見宿禰と当麻蹴速の相撲、相撲節会も七月七日に行われた。通称「ナナの日」と呼ばれ、特別なエネルギーがでる「七股」を踏む日である。両脇の下から二匹の蛇が出入りすると言われる。自らのエネルギーで見えない蛇をコントロールできる者もいれば、脇から蛇やいろいろの飾りをぶら下げて踏む者もいる。この世とあの世を結ぶ七股である。現在の仮装盆踊り大会に名残りを見ることができる。短冊には蛇文字(相撲文字)で願い事が七股調(七五調)で書かれ、次々と唱えながら一晩中七股を踏み続ける。これは相撲甚句の発祥とも言われる。

というわけで、四股1000メンバーも旧暦七月七日の8月25日に、七股調で短冊に願い事などをしたためた。

集まった短冊を飾られた順に紹介。カッコ内は作者名。


(鶴見幸代)

同調いいな オフライン

同調しません あらがいます

楽器の土俵を 作りたい

松井茂の 変奏曲

ヒーフーミーの ポリフォニー

体重移動 滑らかに

ドスンじゃなくて ムニュ〜ムニュ〜

1000回踏んで 千歳四股(ちとせしこ)

(砂連尾理)

孤四股踏み踏み 足裏綿毛に

我が四股受けて 畳も浮かれる

(野村誠)

ここしここここ ししこしこここ

こここここここ ししししししし

こししここしこ しここししこし

ししししししし こここここここ

(平良明子)

ソロ四股、デュオ四股、みんなで四股

みんなで四股れば

「あたらしい生活様式」(笑)

四股でつながる 新世界!

(やっちゃん)

ヒグラシの声 浴びてしこたん

(松平あかね)

10時になると 四股だソワソワ

感想戦も 四股の延長

下駄をはいたり 鈴鳴らしたり

大地踏みしめ 生きるかすがい

今日はだれかな 参加するのは

いつもみる顔 見ない顔

誰が来たって ウェルカム四股1000

(やっちゃん)

天の川わたる しこたんの愛

集まった短冊から、夜な夜な唱えられた甚句の構成は下記の通りである。


四股1000メンバーによる旧暦七月七日七股甚句(2020.8.25)

作句:砂連尾理、平良明子、鶴見幸代、野村誠、松平あかね、やっちゃん

ハァー ドスコイ ドスコイ

1

(まくら唄: 前唄)

孤四股ヤー 踏み踏み 足裏綿毛に ハァー ドスコイ ドスコイ

我が四股ヤー 受けて 畳も浮かれる ハァー ドスコイ ドスコイ

(まくら唄: 後唄)

大地ヤー 踏みしめ 生きるかすがい ハァー ドスコイ ドスコイ

天の川ヤー わたる しこたんの愛 ハァー ドスコイ ドスコイ

(本唄)

ハァーエー

ハァー ドスコイ ドスコイ

誰が来たって ウェルカム四股1000 ヨー

ハァー ドスコイ ドスコイ

ハァー

10時になると 四股だソワソワ

今日はだれかな 参加するのは (ホイ)

いつもみる顔 見ない顔 

下駄をはいたり 鈴鳴らしたり (ホイ)

ヒグラシの声 ヨーホホホイ

ハァー 浴びてしこたん ヨー

ハァー ドスコイ ドスコイ

(はやし唄)

ハァー

ソロ四股、デュオ四股、みんなで四股 (ホイ)

四股でつながる 新世界!(ホイ)

みんなで四股れば あたらしい 生活様式 ()

ハァー ドスコイ ドスコイ

2

(まくら唄: 前唄)

ここしヤー ここここ ししこしこここ ハァー ドスコイ ドスコイ

こここヤー ここここ ししししししし ハァー ドスコイ ドスコイ

(まくら唄: 後唄)

こししヤー ここしこ しここししこし ハァー ドスコイ ドスコイ

しししヤー しししし こここここここ ハァー ドスコイ ドスコイ

(本唄)

ハァーエー

ハァー ドスコイ ドスコイ

感想戦も 四股の延長 ヨー

ハァー ドスコイ ドスコイ

ハァー

楽器の土俵を 作りたい

松井茂の 変奏曲 (ホイ)

ヒーフーミーの ポリフォニー

体重移動 滑らかに (ホイ)

1000回踏んで ヨーホホホイ

ハァー 千歳四股(ちとせしこ) ヨー

ハァー ドスコイ ドスコイ

(はやし唄)

ハァー

同調いいな オフライン (ホイ)

同調しません あらがいます (ホイ)

ドスンじゃなくて ムニュ〜ムニュ〜 

ハァー ドスコイ ドスコイ

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です