7/4 四股1000 六十八日目 思い出せない

 9名参加。東京、茨城、京都、沖縄より参加。本日のカウントは、日本語の数字、大きな古時計(諫早弁)、松井茂短歌作品集(和歌詠みスタイル)630日読売新聞夕刊、宮城道雄三味線練習曲「かすみたつ」(二上り)、オランダ語の数字、こいなゆんた、わらべ唄・コーラス付(高畑勲作詞作曲)、木村朝之助さんとJACSHAのトーク「岩槻と相撲と音楽2017」、津軽平野、全員のカウントで1000回。

 占星術を勉強している石神さんが、今日は30度以内くらいに惑星が全部見える日と教えてくれた。昼間だったり曇って見えなかったりしても、遠くの宇宙空間で寄り添い合っている、惑星達を想像しながら四股を踏むのはなんて素敵だろう。

 ピアニストの平良さんが初参加。JACSHA鶴見と沖縄で音楽ワークショップをされているので、たびたび一緒に四股を踏んでいるそうだが、1000回は初めて。自分でカウントして声を出すと運動量が多くなり熱くなるが、1000回はちょうどいいとのこと。オランダ語でカウントしてくれた。数のカウントはこれまで、日本語、インドネシア語、ポーランド語、ドイツ語、フランス語、猫語、犬語、蛙語があったが、オランダ語は初めて。外国語数字での四股踏みは結構楽しく、オランダ語もなかなかいい。全員カウントで聞こえたポーランド語で、新しい言葉を聞くと反応してワクワクしたと平良さんが言っていたが、たしかに新しい出会いの楽しさと喜びを、数字と四股で味わうことができる。

 連日JACSHA野村が音読している、行司の木村朝之助さんとJACSHAとのトークは驚きがいっぱいだ。土俵上の一番が終わると、リセットして次の一番に臨むそうだ(次の一番で混ざらないように、取組んだ力士の名前を忘れるようにする)。お相撲さんは一番取り終えればハケられるが、行司さんはデハケがないまま土俵上に残り、連続して裁くことになるので、ずっと緊張感が続くなか、行司さんならではの土俵上でのリラックスポイントがあるのではないかと思い知りたかったので、今日はそれに近いエピソードが聞けた。勝ち名乗りを上げた直後くらいだろうか、呼出しさんの次の力士の呼び上げの頃だろうか。また、裁いた相撲の内容は直後は思い出せず、後からだんだんと思い出すそうである。取り組み後のインタビューで、内容は覚えていません、というお相撲さんはよく見るが、行司さんもなのだ。力士達と息を合わせ、相当の集中力と緊張感が続くのだろう。

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