東京と京都から3名参加。安田登著「野の古典」の音読、鍼灸治療についての話、レッスンについての話、数字カウントなどで1000回。
本日は、鶴見幸代作曲のオーケストラ曲「南後船」が琉球交響楽団により世界初演になる日だ。鶴見は欠席だが、四股を踏みながら鶴見の本番の成功を祈るメンバーたちだった。「南後船」のオーケストラで相撲甚句と琉球民謡がどのように出会い、どのように響くのかを想像しながら踏む四股は格別だ。
声楽家のあかねさんは、近所の鍼灸治療院に通い始めたらしく、助手と院長で施術の強さや効きが違うらしい。
JACSHA野村は、相変わらず安田登著「野の古典」を読みながら四股を踏んだ。「源氏物語」についての音読に刺激されて、15歳年下の奥さんがいる友人の話など、いろいろな恋愛事情も語られた。また、地歌箏曲家の竹澤さんの友人の子どもは、小学生にして「源氏物語」を現代語訳ではなく原文で読むらしい。
箏曲家の竹澤さんは、昔、沢井一恵先生がレッスンで「完璧ですね。でも、この演奏をこれ以上にするには、どうしたらいいのかしら?」と禅問答のような言葉を受けたとのこと。完璧で甘んじるのではなく、完璧を超える演奏とは何なのか?先生から具体的な答えをいただいたわけではないが、そうした問いが竹澤さんの音楽人生に大きな財産になっていることは間違いない。